■ 年齢と性の関係

ヒト族人間という生命体と夫婦関係についてお話しします。

地上の生物は皆、種の保存を基本に動いています。これは無意識レベルでそのようにインプットされたプログラム的なものです。恋愛についても実は種の保存が生物的に大切な事なんです。私たちはいわば、体内に組み込まれたプログラムに無意識的に支配されているだけなんです。恋愛なんて感情を利用して自己決定させているように思わせて、実は1000年先にヒト族人間が地球上に存在している事が大切なだけなんです。そのために脳はそれぞれの個体を利用して恋愛をさせるわけです。
当然、地上の生物には寿命がありますので、そのうち消滅します。それまでに個体が次の個体を作る事が大切ですので少しでも増えるようにプログラ厶されています。ただ、この脳や身体のプログラムは、ただ増えやすくプログラムされているだけす。個人の幸福感などはまったく関係ない。ただ1000年先にヒト族人間が地上にいるためにだけにブログラムされています。
だから、離婚があるわけです。違う遺伝子を組み個体を作る事で1000年先のヒト族が生存している確立を上げようとしているのです。私達は、性格の不一致だとか性の不一致だとか相手がどうだとか理由を感じて離婚してしまいますが、生物的にはただ他の遺伝子情報が必要なためだけの問題です。1000年先のために。ですからヒト族人間の脳のプログラムのままに支配されて行動してしまうと離婚と結婚を繰り返すまたは、違う遺伝子を次々受精させる。など社会一般の生活に理解されにくい状況を作る事になってしまいます。
今回の相談者様の悩みは性が弱いなっているという事ですが、プログラム的には正常です。夫婦関係については、お子様、次の個体が育っていらっしゃるようなら生物的には役目は次の代に移っていますのでそのような状態だと思います。ただ、夫婦それぞれの個体の幸せについてはプログラムされていないので、各自それぞれ工夫する必要があります。
ヒト族は社会的承認欲求、他者から承認される事で喜びを得る性質がありますので、ご夫婦でお互いの存在を認め合える事ができているなら、性については少し置いておけるのではないでしょうか?

2021年11月19日 00:31