ペットロスの精神状態の対処について(泣けず、涙も出ず、悲しみを感じなくなった。)

68才、男、年金生活者、一人暮らしです。
ネコ2匹(20才と13才のメス)と子ネコのころから暮らしていました。

6月20日夜、13才のネコが体調を悪化させ、死亡しました。
死の2日前に、吐血し、19日から動物病院で治療していました。

20日夜、治療から自宅に帰った直後、容態が急変しました。
ネコは呼吸が、荒くなり、体を痙攣させた後、絶命しました。
わたしは、どうすることもできず、臨終の様子を直視しました。(身体をさすってあげましたが)
その後、遺体の冷却保存、病院・知人への連絡、火葬の受付をしました。(、この一連の手順を、どうしてこなせたのか不思議です)
その夜は、喪失感と絶望感で一睡もできませんでした。
21日午前、葬儀社に遺体を委託しました。
この間、泣くこともできず、涙もでませんでした。
ただ、寂しさ・喪失感・自責の念(もっと早く、異常に気づき、対処できなかったかetc.)は強く感じました。

わたしは、ネコに対して溺愛・依存はしませんが、それなりにかわいがり、大好きで大切な存在だとおもっています。
しかし、23日になって、ネコの死が遠い過去や他世界のことのように実感なく感じ、悲しみをあまり感じなくなりました。
家事など、日常のルーティンも、こなせています。
ただ現在も、ネコがいない寂しさ・自責の念は残っています。
死んだネコの声が聞こえたように錯覚したこともあります。
食事は、あいかわらず、おいしくありません。

元来、わたしは、涙もろい方で、ネコとの別れをかんがえるだけで、立ち直れるだろうか、と悲しく絶望的な気持ちになっていました。
わたしは、ネコの死に直面すると、取り乱して、何もできなくなるのでは、と考えていました。
実際、ネコの治療中は、その状況や進展が心配で、とても重苦しく、絶望的な心持ちで耐えがたい思いでした。
なんとか、治癒しないか、とワラにもすがる気分で、食事も味を感じなくなりました。
わたしは知人がペットロスで、深く悲しんで、涙をながし、泣いているのを見たこともあります。

現在の、わたしの悲しみを感じない精神状態は辛い現実から目を背けようとする精神の反応なのでしょうか?
この精神状態をそのまま放置して、時間の経過にまかせてよいのでしょうか?
この精神状態は、時間や環境によって影響され、波はあるのでしょうか?
後から、なにかウツ状態のような強い反動がくるのでしょうか?

残された20才の同居ネコも変化を環境の感じるのか、大きな声で鳴き、わたしにすり寄るようになりました。
20才のネコの行動の変化が、13才のネコを失った寂しさをわたしに想起させます。
死んだネコとの過去の楽しかった思い出や心配した経験は、まだ、思い起こすことができます。

この異常におもえる精神状態について、対処のしかたをご教示いただければ幸いです。

よろしく、おねがいします。

yo-ich2023年6月23日 16:07

回答数1人

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高尾照世の回答

■ Yo-ich様

Yo-ich様
お待たせいたしました、高尾と申します。
この度はよろしくお願いいたします。

長年一緒に暮らしたネコさんとお別れしたとこのこと、
お悔やみ申し上げます。

容体が急変して不安な中でも身体をさすりながら最期を看取り、
その後の対応まで速やかに熟されたのですね・・
お食事もまだ美味しく感じられないとのこと、yo-inch様のお身体を心配しております。

悲しみを感じていないご自身に対してどういう状況なのか
不安な気持ちがおありなのですね。
お別れしてからまだ日にちも浅いので、
お心もついて行けない状況なのかな、と思います。
後悔の念も大きいとのことですねで、考えることに頭がいっぱいで、
ご自身の心の中にまで触れられないのは仕方がないとも感じます。

それだけ、短い期間の中でとてつもないショックや喪失を体験されたのですから。。
心身ともにまだ緊張が解けていないかもしれませんね。

Yo-ich様は現実から目を背けているのではなく、
ただ『今は心に余裕がないだけ』なのではないでしょうか。

もう少し時間が経過すると
ふ、と落ち着いた時に新たに悲しみや寂しさが湧き上がってくるかもしれません。
もし、その時が訪れたら、どうぞたくさんたくさん泣いてくださいね。
お心の奥にあった大切な家族だった猫さんへの愛情を、
涙と一緒にかけがえのない日々を過ごしてくれた感謝も、
そして頑張ったご自身への気持も、
素直に表に出されてください。

悲しみを感じたときに我慢するのが、
一番心身への負担が大きいのではと考えます。

できるようでしたら、ペットロスの体験をされたご友人にもお気持ちを共有してみてくださいね。
(もちろん、ペットロスを経験されていないご友人でも)
お話をされていく中で、気持ちが整理されていくかもしれません。

今はご無理なさらず、
できること、考えることそのままにお過ごしいただけたらと思います。

Yo-inch様がこの先も20歳のパートナーさんと楽しい日常を送れるよう、
ここから願っております。

高尾照世

2023年6月25日 14:59

シニアカウンセラー 高尾照世

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